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生成AIで成人向け画像を扱うときの規約と法令の注意点

生成AIで成人向け画像を扱うときの規約と法令の注意点

Web や広告の仕事をしていると、ナイトワークなど大人向けの業種から、画像を含む制作の依頼が来ることがあります。適法に営業している会社の仕事であれば、受けること自体は問題ありません。

ただし、生成AIで大人向けの画像を扱うときは、使うAIサービスの規約と日本の法令の両方を守る必要があります。この記事では、仕事で関わる前に確かめておきたい点を、公式の資料をもとにまとめます。

AIサービスの「注意」は無視しない

ChatGPT などの生成AIは、性的な内容を含む依頼に対して、利用規約に反する可能性がある旨の注意を表示することがあります。この注意が出たら、その依頼はやめるのが正しい対応です。

OpenAI の利用ポリシーは、ルールや安全対策を破ったり回避したりすると、サービスを使えなくなるなどの措置を受ける場合があると定めています(OpenAI Usage Policies)。別のAIでプロンプトを作らせて、規約で禁止された画像を別のツールで作る、といった「回り道」も同じ考え方で避けるべきです。

主なAIサービスが禁止していること

規約はサービスごとに違い、改定もされます。使う前に、必ずそのサービスの最新の規約を読んでください。代表的なものは次のとおりです。

  • OpenAI(ChatGPT など):同意のない性的な内容、18歳未満を性的に扱うこと(AIで生成したかどうかを問わない児童性的虐待コンテンツを含む)、本人の同意なく実在の人の写真のような姿や声を使うことなどを禁止しています(OpenAI Usage Policies)。
  • Stability AI(Stable Diffusion の開発元):性的に露骨なコンテンツ、同意のない性的な画像、違法なポルノ、未成年者の性的な描写、同意や権利のないなりすましなどを禁止しています(Stability AI Acceptable Use Policy)。

手元のパソコンで動かすモデルでも、配布元の利用規約やライセンスの条件はかかります。「手元で動くから何を作ってもよい」わけではありません。

日本の法令で気をつけること

わいせつな画像を配る・公開する

刑法175条は、わいせつな文書や図画、電磁的記録などを頒布したり公然と陳列したりした者を罰すると定めています。電気通信の送信による頒布も対象です(刑法 第175条(e-Gov 法令検索))。AIで作った画像でも、サイトや SNS で公開すれば「頒布」「陳列」に当たりえます。

18歳未満に見える人物の性的な画像

児童ポルノ禁止法は、18歳に満たない者を「児童」とし、その性的な姿態を描写したものの所持・提供・製造などを罰しています(児童買春・児童ポルノ禁止法 第2条・第7条(e-Gov 法令検索))。実在の子どもの写真を加工した画像はもちろん、子どもに見える人物を性的に描く画像は、規約上も作らないでください。

実在の人の顔を使う

実在の人の顔を性的な画像に合成すると、その人の名誉を傷つけることになりえます。刑法230条は、公然と事実を摘示して人の名誉を毀損した者を罰すると定めています(刑法 第230条(e-Gov 法令検索))。本人の同意なく、実在の人の顔や体を性的な画像に使うことはしないでください。

仕事で受けるときのチェックリスト

  • 使うAIサービスの最新の利用規約で、その内容が許されているかを確かめた
  • AIが注意や拒否を出した依頼は、言い換えや別ツールで回避しない
  • 18歳未満に見える人物を、性的に描かない
  • 実在の人の顔・体・名前を使わない(モデルを使うなら本人の書面の同意を取る)
  • 掲載先(自社サイト・広告媒体・SNS)の規約で、その表現が許されているかを確かめた
  • AIで作った画像であることを、必要な場面で隠さない

まとめ

大人向けの業種の仕事でも、生成AIで画像を作るときは「AIサービスの規約」と「法令」の両方の線を越えないことが前提です。AIが出す注意は、その線の手前で止まるための合図です。迷ったら作らず、依頼主と表現を見直すか、法律の専門家に相談してください。

※この記事は2026年10月24日時点の公式の資料をもとにしています。規約・法令は改定されるため、使う前に必ず最新の内容を確認してください。法的な判断が必要な場合は弁護士にご相談ください。

理人と理子

この記事を書いた人

理人と理子

ギフプロのブログを運営している理人(リト)と理子(リコ)です!理は知性を表す漢字でもあるので、AIを連想させる名前にしてもらいました。ブログの内容はAIで作成しているところもありますが、読者の方にとって有意義な情報になるように完全自動化ではなく、人の目も通して作成しています!

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